中古ワンルーム投資会社はどう選べばいい?知っておきたい4つのポイント

ワンルームマンションなどの不動産投資は、長期間の運用を前提とした投資になります。その間に発生するリスクや問題に対応していくには不動産会社の協力が不可欠です。中古物件の場合は新築と違い、設備の修理がすぐに発生したり、空室率が高くなったりする可能性がありますので、不動産会社とのやり取りが多くなることが考えられます。

今回は、様々な方に手の届きやすい価格帯の物件が多い中古ワンルームマンションに絞って、物件を購入する際の不動産会社の選び方と特徴別に不動産会社情報をご紹介します。

目次

  1. 中古ワンルームを販売している会社の特徴を把握する
    1-1.都心のワンルームを中心に販売している会社
    1-2.頭金が10万円以内の少額から始められる会社
    1-3.上場している大手不動産会社
    1-4.リノベーションに定評がある会社
  2. 実際に不動産会社を探す際に見るポイント
    2-1.自宅の近くで探す
    2-2.物件のリスクなどをきちんと話してくれるかどうか
    2-3.金融機関の融資条件などに詳しいかどうか
    2-4.問い合わせをして反応が早い不動産会社
  3. まとめ

1.中古ワンルームを販売している会社の特徴を把握する

不動産会社と言うと、どの会社も同じことができるように思われている方もいるでしょう。しかし、実際は管理だけしか行っていなかったり、新築の物件しか販売していなかったり、土地の売買専門だったりするなど、会社によって事業のタイプは様々です。

さらに同じ事業でも、各社強みと弱みがあり、特徴は様々です。中古ワンルームを販売している会社でも、会社によって特徴は様々です。以下では各社にどのような特徴があり、利用する際のメリット、デメリットがあるのかを見てみましょう。

1-1.都心の物件を中心に販売している会社

中古のワンルームを取り扱っている会社の中には、都心の物件を中心に販売している会社があります。ワンルーム投資を成功させるには立地が重要な要素となりますので、そのような会社から立地の良い場所の物件を購入することができれば、メリットが大きいでしょう。

しかし、都心のマンションだからといってメリットばかりあるわけではありません。都心の物件は人気があり、価格帯もなかなか下がらない傾向にあるため、平均利回りはあまり良くありません。そのため、同じ中古でも都心ではないエリアの物件と比較するとキャッシュフローが蓄積されにくい傾向にありますので、慎重に収支をシミュレーションして購入することが大切です。

都心5区の駅徒歩10分以内のワンルームを中心に販売している不動産会社

会社名 株式会社ブリッジ・シー・エステート
セミナーURL https://estate.bridge-c.com/seminars/
本社所在地 東京都中央区銀座2-16-11 片帆ビル3階
設立年 2013年
資本金 1,400万円
売上高 非公開
社員数 12名
上場有無 非上場
サービス理念など Lead your life to success

1-2.頭金が10万円以内の少額から始められる会社

新築ではフルローンが組めることも珍しくありませんが、中古のワンルーム投資でもフルローンが組める物件やフルローンに近い条件で物件を紹介している不動産会社があります。そういった会社は、自己資金を抑えて始めたいという方に向いている不動産会社と言えるでしょう。

しかし、フルローンを組むと月々の返済額が多くなり、収支があまり良くない状況となる場合もありますので、あらかじめ毎月のキャッシュフローがどうなるかをシミュレーションして、無理がないように投資をすることが大切です。

オーナーの85%が頭金10万円以内の不動産会社

会社名 株式会社湘建
セミナーURL https://shoken-yokohama.co.jp/
本社所在地 横浜市西区みなとみらい3丁目6-1 みなとみらいセンタービル19階
設立年 2009年
資本金 1億円
売上高 112億円(2019年実績)
社員数 77名(2018年12月現在)
上場有無 非上場
サービス理念など 住まいが笑顔をつくる

1-3.上場している大手不動産会社

中古マンション投資の上場大手不動産会社の場合、ワンストップで色々な相談ができます。そのような会社は仕入れから賃貸管理、売却、確定申告までをトータルでサポートしていることも多く、購入から売却まで全てお任せで行うことができるメリットがあります。

上場している中古マンション投資会社の例

会社名 株式会社GA technologies(GAテクノロジーズ)
セミナーURL https://special.renosy.com/
本社所在地 東京都港区六本木3丁目2番1号 住友不動産六本木グランドタワー40階
設立年 2013年
資本金 11億5680万9470円(2019年8月末日時点)
売上高 201億2,700万円(2018年10月期)
社員数 339人(2019年7月末時点、グループ会社を含む)
上場有無 東証マザーズ上場
サービス理念など テクノロジーズ×イノベーションで人々に感動を

1-4.リノベーションに定評がある会社

中古物件の中には、ワンルームを自社で買い取りリノベーションして再販しているものや、投資家に販売した後に築古になってきたタイミングでリノベーションを提案している会社もあります。

リノベーションを行った物件は、同じエリアの同じタイプの物件と比較して賃料や物件価格が高くなることや借入条件が改善することがあります。リノベーションでかかる費用と比べて、投資額を回収できる見込みや毎月の収支が改善しそうな場合はぜひ検討してみると良いでしょう。以下は資産価値の高い中古ワンルームリノベーション実績が豊富な会社で

購入後のリノベーションに定評がある不動産会社の例

会社名 リズム株式会社
セミナーURL https://invest.re-ism.co.jp/
本社所在地 東京都渋谷区桜丘町13-3
設立年 2005年
資本金 1億円
売上高 71億7,400万円(2018年11月期決算)
社員数 65名(2019年10月時点)
上場有無 未上場
サービス理念など 東京での暮らしをワクワク豊かにする新たな価値・価値観を再提示する会社へ

2.実際に不動産会社を探す際に見るポイント

中古のワンルームを扱っている会社には色々な特徴があることがわかりました。では実際に不動産会社を探す時はどのよう点に注意すれば良いのかを見てみましょう。

2-1.自宅の近くで探す

自宅の近くに相談できる不動産会社がないか調べてみましょう。ただし、上記で触れたように不動産会社によって特徴がありますので、自分の投資スタイルと合っているかどうかを確認することが大切です。自宅の近くであれば、緊急の際もすぐに相談できたり、不動産会社も情報が入った時に伝えやすかったりするメリットがあります。

2-2.物件のリスクなどをきちんと話してくれるかどうか

不動産会社の担当者になる人が、良い話だけでなくリスクもきちんと話してくれるかどうかは、今後取引を続けていく上でとても重要なポイントです。

ワンルーム投資にはメリットだけではなくデメリットもあります。中古ワンルームの場合、物件独自の欠陥やリスクもありますので、何も知らずに購入しトラブルになることも考えられます。そのような点をきちんと伝えてくれるかどうかを確認して取引をするようにしましょう。

2-3.金融機関の条件などに詳しいかどうか

不動産ローンの金利や返済期間が違うと、収支も違ってきます。そのため、不動産会社の担当になる人が金融機関の条件などに詳しいかどうかは、ワンルーム投資を成功させる上で、重要な要素になります。

不動産会社によって中古でも1%台の金利で融資を受けた事例や、頭金なしで融資を受けた事例などもありますので、より条件の良いローンを組むためにも金融機関の条件に詳しいかどうかをチェックしながら話を進めるようにしましょう。

2-4.問い合わせをして反応が早い不動産会社

入居者とのトラブルや設備の不具合などがあった際に、不動産会社に相談してもなかなか対応をしてくれないと問題が大きくなる可能性もあります。問い合わせをして反応が早い不動産会社の場合、そういった傾向も少なくなる可能性があります。なるべくスピーディに対応してくれる会社を選ぶようにしましょう。

まとめ

中古ワンルームを購入する際に不動産会社を選ぶポイントについてご紹介しました。不動産会社にはそれぞれ特徴がありますので、自分の投資スタイルにあった会社を選ぶことが、投資を成功させるためのひとつの要素でもあります。

ただし、担当者がリスクを説明しなかったり、対応が遅かったりする場合はあとあと問題を引き起こす可能性もありますので、そのような点をきちんと確認しながら不動産会社を決めるようにしましょう。

Source: 仮想通貨の最新情報BTCN | ビットコインニュース
中古ワンルーム投資会社はどう選べばいい?知っておきたい4つのポイント