シノケングループ、創業35周年を機に次世代アパート「ハーモニーテラスFourS」を発表。サステナビリティと入居者ニーズに応える
株式会社シノケングループは6月5日、グループ創業35周年を機に、全面的に仕様を刷新した次世代アパートシリーズ「ハーモニーテラスFourS(フォース)」をリリースすると発表した。この新シリーズは、進化する入居者のニーズに対応し、オーナーへ高い資産価値を提供することを目指す。2025年7月竣工分より、同社が開発する全てのアパートに展開される予定だ。
背景には、賃貸住宅選びにおける価値観の変化がある。従来の「機能の有無」から「住まいを通じた体験の質」へと入居者の求めるものがシフトしており、SNSや動画サイトで部屋の雰囲気や暮らしのイメージを確認することが一般的になった。また、サステナビリティへの意識の高まりや建築物省エネ法の改正など、社会的な要請もアパートの仕様に大きな影響を与えている。
「ハーモニーテラスFourS」は、オーナーの「資産価値」最大化を最重要テーマに掲げ、「System(仕組み)」「Space(空間・暮らし)」「Security(安心・安全)」「Sustainability(持続可能性)」の4つの視点から構成される。
特筆すべきは「Sustainability」への取り組みだ。同シリーズは、住宅性能評価における劣化対策等級3に準拠し、3世代(75年~90年)の耐久性を持つ構造躯体を実現する。これは建物の長寿命化に繋がり、資源の有効活用と廃棄物削減に貢献する。さらに、省エネ基準においては、国が定める義務基準を超えるトップランナー基準を満たす仕様とし、エネルギー効率の高い住環境を提供する。
「Space」の観点では、通信速度が従来の10倍となる10Gbpsの高速インターネット「シノケンひかり」を入居者に無償提供するほか、2L飲料9本入りの段ボールが収まる大容量の宅配ボックスを設置し、再配達削減にも寄与する。「Security」面では、防犯カメラの設置や、ハンズフリー開錠が可能なUWB(超広帯域無線)技術を搭載したスマートロックを採用し、安全性を高める。
「System」としては、用地仕入れから企画・設計、施工、リーシング・賃貸管理、入居者対応までをグループ内で一貫して行う体制を構築。8か国語対応のコールセンターや高齢者安心賃貸住宅といったサービスも提供し、多様な入居者ニーズに応える。
シノケングループは、1990年の創業以来追求してきた『デザインと機能のバランスを兼ね備え、長く入居者様に愛される普遍的な住まいづくりの哲学』を継承し、今回の「FourS」を開発した。同社は今後も市場の変化と入居者ニーズを迅速に捉え、「FourS」のさらなる進化とラインナップ拡充を図り、オーナーの将来不安の解消に資する商品開発・サポート体制の強化に努めるとしている。
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