不動産売却や査定の大手不動産会社は?主要5社を比較

不動産会社によって集客力や営業力が大きく違うため、不動産を売却するときはどの不動産会社に仲介を依頼するかは非常に重要です。

しかし、不動産会社は数多くあるため、売却を依頼する不動産会社を迷う人は多いでしょう。

そこで本記事では、大手の不動産会社にフォーカスを当て、5社の特徴を解説していきます。不動産売却を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. 三菱地所ハウスネットの特徴
  2. 三井不動産リアルティの特徴
  3. 住友不動産販売の特徴
  4. 東急リバブルの特徴
  5. 野村不動産アーバンネットの特徴
  6. まとめ

1.三菱地所ハウスネットの特徴

三菱地所ハウスネットの特徴は以下の通りです。

  • 三菱地所グループ
  • あんしんサポートが付いてくる
  • その他サービスも充実

三菱地所ハウスネットは、ディベロッパーとして売上TOP3に入る三菱地所グループであり、これまでの運営ノウハウが蓄積されていることから、トラブル対応や営業担当者の社員教育に期待が出来ます。

また、三菱地所ハウスネットで不動産を売却すると、「あんしんサポート」が付いてきます。あんしんサポートは、「建物検査保証」「住宅設備検査保証」「24時間緊急対応」が付いており、売却後のトラブルを未然に防げます。

その他にも、「インテリアサービス」「リフォーム会社の紹介」「引越し会社の紹介」など、不動産売却以外に様々なサポートを受けられる点も特徴的です。

有料サービスもあるため検討は必要なものの、不動産売却だけでないサービスが充実している点は、三菱地所ハウスネットの特徴と言えるでしょう。

2.三井不動産リアルティの特徴

三井不動産リアルティ(三井のリハウス)の特徴は以下の通りです。

  • 三井不動産グループ
  • 知名度が高いため集客力も高い
  • ワンストップサービスを提供

三菱地所ハウスネットと同様、三井不動産という売上TOP3に入るディベロッパーのグループ会社である点は、トラブルリスクなどの観点からメリットと言えます。

さらに「三井のリハウス」はテレビCMなどを積極的に展開しているため、全国的にも知名度が高い仲介会社です。

実際に三井のリハウスでは、購入検討者から月間11,000件以上の問い合わせがあり、ホームページは月間800万件以上の閲覧数です。これらのことから、三井のリハウスの集客力の高さが伺えます。(※三井のリハウス「三井のリハウスが大切にしていること>2019年1月~2019年12月の月平均」を参照)

また三井のリハウスが提供しているワンストップサービスは、リフォームプランの作成やリフォーム業者の紹介、現在の家を引越すための引越し会社の紹介や、新居に導入するためのインテリア会社の紹介など、様々なサービスをワンストップで依頼可能です。

どれも不動産売却時に利用することがあるサービスのため、このようなサービスを仲介会社が提供してくれる点は、売主にとってメリットと言えます。

3.住友不動産販売の特徴

住友不動産販売の特徴は以下の通りです。

  • 住友不動産グループ
  • ネットで物件確認もしやすい
  • 税金や買い替え時の立て替えサポート

前項に引き続き、住友不動産販売もディベロッパーとして売上TOP3に入る住友不動産グループのため、トラブル対応や社員教育などの点でメリットがあります。

また、コロナを経て増々オンライン化が進んだこともあり、現地に行かず物件を確認したい人も少なくないと予想されます。住友不動産ではバーチャルステージングを導入しており、ホームステージャー1級資格取得者監修の元、360度カメラで室内を見学できます。

さらに、360度カメラで撮った室内映像にはCGで家具を設置できるため、購入検討者も住むイメージが湧き、成約率のアップにつながります。

またグループ会社のシナジーを活かし、三井住友銀行と連携して相続税や買い替え時の立て替えサポートを展開している点も、手持ち資金がない人や減らしたくない人には大きなメリットです。

4.東急リバブルの特徴

東急リバブルの特徴は以下の通りです。

  • 利用者の満足度が高い
  • デジタルを活用した営業方法
  • 引渡し後2年の安心サポート

2019年4月から2020年3月までに東急リバブルを利用した方に向けたアンケート結果では、94%が「利用して良かった」という評価をしています。このアンケート結果から、東急リバブルの提供するサービス満足度の高さが伺えます。

また東急リバブルは、デジタルを活用した営業方法に力を入れています。例えば、購入検討者が物件を選びやすいようにAIチャットを導入して、チャット上で欲しい物件の条件をヒアリングし、該当する物件を提供しています。

他にも購入検討者が閲覧した間取りを分析し、似た間取りの物件を紹介する機能などがあるため、自分の物件とマッチする購入検討者を見つけやすいでしょう。

さらに東急リバブルは「引渡し後2年のあんしんサポート」として、24時間の緊急対応や確定申告のサポートをおこなっています。これらのサービスは、集客力がアップするメリットにつながります。

5.野村不動産アーバンネットの特徴

野村不動産アーバンネットの特徴は以下の通りです。

  • 顧客満足度が高い
  • 業界No1のアクセス数を誇るサイト
  • 顧客マッチングシステムで成約率アップ

野村不動産アーバンネットは、オリコン顧客満足度調査で5年連続1位を取得しており、自社内でおこなっているアンケートでも顧客満足度は93.1%という高い数字です。

さらに野村不動産アーバンネットはウェブ集客にも力を入れており、不動産情報サイトの「ノムコム」を運営し、自社サイトへの物件情報開示にも積極的です。

自分の物件を掲載した後は、アクセス数などもレポートで教えてくれるため、購入検討者からどのくらい興味を持たれているかを知ることができます。

また野村不動産アーバンネットは、顧客マッチングシステムも構築しており、このシステムで約30万件の見込み顧客とマッチングしてくれます。

購入検討者が自分の条件を提示するだけで、その条件に合った物件を自動的にマッチングしてくれる仕組みのため気軽に利用しやすく、成約率のアップが期待できます。

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大手不動産会社に一括で査定依頼・比較が出来る「すまいValue」

不動産一括査定サイト「すまいValue」すまいValueはここまでご紹介した大手5社に小田急不動産を加えた、大手不動産会社6社が運営する不動産一括査定サイトです。すまいValueは、大手不動産会社6社だけに一括査定の依頼が出来るサービスとなっています。

ここまで不動産売却が依頼できる大手不動産会社のそれぞれの特徴についてご紹介しました。しかし、どの不動産会社も大手ならではの全国的な集客力・信用力がある一方で、売却に得意なエリアや顧客層が微妙に異なることがあります。

売却を依頼する不動産によっては、エリアに適していない会社へ依頼してしまったり、経験の少ない担当者が付いてしまったりするケースも少なくありません。

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大手以外の不動産会社で査定を受けたい場合

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まとめ

今回は大手の不動産会社5社をご紹介しました。それぞれの特徴を知りつつ、実際に査定依頼してから、仲介を依頼する不動産会社を決めるという流れになります。

査定依頼時の対応は担当者によっても異なるため、会社だけでなくその担当者も比較することが重要です。不動産会社によって売却金額や売却スピードは大きく異なるため、自分の売却不動産と相性の良い会社を慎重に選ぶと良いでしょう。

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